向き癖をそのままにすると、どうなりますか?

赤ちゃんの向き癖が気になるというお問い合わせをいただきます。
相談する人によって、気にしなくていいと言われたり、早く改善するように促されることもあります。
ママや、ご家族にはどれを信じたらいいか戸惑ってしまうと思います。
これは何を問題にしているかによって、答えが違っているんです。

私たち整体をしている者は、向き癖が歪みを生み出す原因と考えています。
身体がゆがんでいても、病気になるとは限らないです。
本来人間の身体は左右対称ではありませんから、多少歪んでいるものなのです。
でも身体のバランスを大きく崩すくらいに歪んでいたら、体調が悪くなったり、痛みが出ることは誰でもわかりそうですね。

向き癖の程度にもよりますが、お腹の中から向き癖になっている子もいます。
そうすると、生まれた時からどちらかを向いているので、頭が片方だけぺっちゃんこになることが多いです。
片方だけ向いていると、頭の形が変わりますね。
ぺっちゃんこの方向に向いている方が楽なので、治ることはほとんどありません。

頭だけでなく、首もねじれた形でいることが多くなります。
首だけねじれて、背中や腰がねじれていないということはあり得ません。
当然背骨が上から下までねじれます。
背骨の変形も起こりやすいということです。
背骨にくっついている骨盤もねじれます。
なので、向き癖がないほうの股関節が硬いということはよくあることです。

人間は生きていますから、決して歪んでいない人はいません。
でも歪みにも程度がありますよね。
大きく歪むと、連鎖でほかのところがゆがみます。
身体の不調につながってもおかしくありません。

そういうことで、向き癖はないほうがいいんですよ。
向き癖をそのままにして体がねじれてしまうのは、子どもにはかわいそうかなと思います。