赤ちゃんを泣かせてもいい理由

大事な赤ちゃん、なんでもしてあげたくなります。
当然大人が何でもやってあげないといけない存在です。
眠くても、ご飯を食べていても、すぐ対応してあげたくなります。

今日来られたお客様からのお悩み。

赤ちゃんの対応についてでした。
きっとほかの回答の仕方もあると思いますが、私はこう思っているんです。

なんでもすぐに対応してあげたくなる本当に大切な存在の赤ちゃん。
特にお一人目の赤ちゃんは、そうなりがちです。
パパもママも十分対応できるから。
今日のお客様は、車で移動中赤ちゃんが信号で止まるたびに泣くので、ずっとカシャカシャ音がするおもちゃを振っていたそうです。
腕がプルプルしても、振っていたと笑っていらっしゃいました。
その気持ちわかりますね。
なぜ信号が赤になって車が止まると、泣いてしまうのでしょう。
ついつい泣かせないように精いっぱいやってしまいます。

ご飯を食べていても赤ちゃんが泣くと、抱っこしに行きます。
眠ったら起きないように静かに暮らします。
赤ちゃんが敏感だと、話し声にも反応するので、夫婦のやり取りはラインになります。
一人目の赤ちゃんだと、それが当たり前のような気がしますが、二人目や三人目が生まれても同じ対応をとることができるでしょうか?

きっと二人め三人目にも同じ対応をとって育てようとするのですが、できるでしょうか
自分の体は一つしかありません。
当然「待っててね」とお願いしなくてはいけません。
なんでも優先順位の一番にしてもらっていた子どもは、なかなか受け入れることができません。
ただでさえも、一人にされることが増えて、パパやママが赤ちゃんにかかりきりになるのを見て、理不尽を感じています。
そんな時に、「待っててね」と言われてできるとは思えないですよね。

上のこどもにとっては今までやってもらってきた当然のことを要求しているだけです。
いつもと同じようにやっているのに、違う対応をされたら、戸惑いますよね。
新しく来た赤ちゃんのことが疎ましく思えても仕方ないかもしれません。

赤ちゃんが泣いていろんなことを要求した時、危険な状態でなかったら、少し待ってもらうお稽古をしてもらいましょう。
ご飯を食べていたら、
「少し待ってね。今ご飯を食べているの。たくさん食べて、たくさんおいしいおっぱいを飲ませてあげるからね。」
食事の準備をしていたら、
「パパとママが食べるものを作ってるのよ。みんなお腹がすくからご飯を準備してるのよ。一人で遊んでてね。」

言ってもわからないものと決めつけずに、伝えて待ってもらいましょう。
赤ちゃんも大人の都合があるんだなと理解するようになります。
すぐに対応しなくても虐待になりません。
あとで「あぁ、良く待っててくれたね。ありがとうね」と伝えて抱っこしてあげれば済むのです。
赤ちゃんは簡単にパパとママを嫌いになったりしません。

すぐ対応してあげたいけど、「二人目や三人目でも同じようにしてあげられるかな?」と少し考えてみましょう。
少しくらい待つ訓練をしておくと、次の子どもができた時につらい思いを少なくしてあげられます。

そして、パパやママにもゆとりができてきますよ。
子育てを楽しくするには、みんながなるべく普通通りに生活することが基本です。

こんな考え方もあるよという一つのご提案でした。