妊娠中は太りすぎちゃいけないの?

医学的知識が日々更新されているのは、皆さんもご存知のことと思います。
妊娠中の体重管理についても同じことが言えます。

私が妊娠した時(20年以上前なんですが)は、妊娠中に10㎏までしか体重を増やしてはいけないと言われていました。
確かに太りすぎると、難産になりやすいし、妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群なども怖いです。
赤ちゃんは、「小さく産んで大きく育てる」のがよいとされ、妊婦の体重管理が厳しく行われてきました。
昔は太りすぎないようにと、私も妊婦さんに指導していました。

でも、10㎏以内というのはあまり厳しく言われなくなっているのはご存知ですか?
若い女性のダイエット志向や妊娠期のいきすぎた体重制限のために、胎児の健康的な発育に必要な栄養が確保できず、結果として出生体重が2,500g未満の「低出生体重児」が誕生するケースが増えています。
さらに、妊娠37週より前に生まれる赤ちゃんも増えているので、「低出生体重児」は多くなってきています。

低出生体重児として生まれると、成人になってメタボリックシンドロームを発症する危険性が高まることが指摘されています。
厚生労働省からの体重管理に関する情報提供を張っておきます。

体重管理に関しては以前より厳しくないので、必要な栄養をちゃんと取ってくださいね。

 

早産を予防するには、
妊娠5~7カ月は一般的に安定期といわれます。
この時期によく旅行などに行く方も多いですが、あまりお勧めしていません。
特にお腹が張りやすい方や、前回の妊娠で切迫早産になった方には、考え直していただくことも多いです。
おなかの赤ちゃんとご自分を守るためにも計画する前は、主治医と相談されることをお勧めします。

早産って
妊娠22週~36週に出産してしまうこと。
低体重で体が未成熟な状態で生まれた赤ちゃんは、赤ちゃんの時期にも大人になってからも、さまざまな問題が起こりやすくなります。

切迫早産って
妊娠22週以降に、おなかの張りや出血、子宮頸管が短くなるなどの症状が見られます。
治療を受けることにより妊娠継続が可能なことが多いと言われています。

原因は
腟内の炎症が赤ちゃんを包む膜に及ぶ、絨毛膜羊膜炎、妊娠高血圧症候群、子宮頸管無力症、子宮筋腫、胎盤の位置異常、多胎妊娠、歯周病などによっておこりやすいものです。
私たち骨盤ケアを提供している助産師たちは、それらに加えて筋力のなさも大きく関与していると感じています。
筋力がない女性は年々増えていて、早産だけでなく産後の体調不良にもつながりやすいです。

切迫早産の兆候
よくある兆候はおなかの張りや痛み、出血です。
おなかの張りが強くて安静にしても治まらなかったり、出血が多い、鮮血が出る場合はすぐ受診しましょう。

お客様のお話を聞いていると、
おなかの張りや出血などの自覚症状がまったくない場合でも、健診で「子宮口が開き始めている」「子宮頸管が短くなっている」と言われてすぐ入院したという方も少なからずいます。

切迫早産を予防するため
1.歯周病治療
2.セックスはコンドームを使う
3.積極的に休憩
4.禁煙
5.骨盤ケア