骨盤ベルトの巻き方

昨日は、6月の骨盤ケア教室でした。
人数は少なかったのですが、その分ご参加の方がたに沿った内容でお伝え出来たと思います。

その中で思ったことは、トコちゃんベルトは有名になってきていて、腰が痛かったり、安産したいと思う方には妊娠中から使っていただいているのはよかったということです。
トコちゃんベルトは確かにいい商品で、去年は「マザーズセレクション大賞」(一般のママたちの投票で子育て支援・母親支援になる<もの>や<こと>を選出した賞)1位になりました。

市販されている骨盤ベルトではサポート力がイマイチだったり、伸縮性がありすぎて血栓の危険性があったり、骨盤上部をしめてしまうために骨盤下部を広げてしまう形のものであったり。
トコちゃんベルトにこだわる気持ちはないにしても、お勧めできないものがあるのも事実です。

でも骨盤ベルトは、つける位置や強さもわかりにくいという方が多いです。
その言葉通り、絞めすぎのためにベルトがすぐにダメになってしまったり、かえって痛みが出てくる方もいます。
一言でベルトを巻くといっても、なかなか要領がいります。
これは実際参加していただくとわかりやすいです。

骨盤ケアの中で一番やっていただいていないのが、骨盤の中の内臓を上げるという作業。
骨盤ベルトの目的は、整えた体を保持することと、下垂した内臓を上げておくことです。
上げるといっても、どの程度すればいいか、どうすればいいかわかりにくいようです。

仰向けでお尻を上げてもらいますが、内臓が上にあがってくるまで待っていないといけません。
下腹に住み着いた(?)内臓はすぐに上がってきてくれないことも多いです。
胸の下まで内臓が上がってきたなと感じるまで上げてほしいです。
感覚が分かりにくい方は、5分くらいあげておきましょう。
その際あまり高く上げすぎると、おなかが張ってくる妊婦さんがいたり、腰が痛くなってくる方がいます。
自分の体が許してくれる範囲でやってください。

からだを整えるというのは、体操をなんでもすればいいというものではありません。
やはりその方にあった体操をしていただくのがいいのです。
骨盤ケア教室では、参加される方々の体調に合わせてポイントをお伝えしています。

整体に行って、骨盤を整えているから大丈夫という方もいますが、妊娠中や産後の体はとかく緩みがちなので、毎日のセルフケアである程度整えることは大事です。
セルフケアの体操を覚えてほしいと思います。

・・・残念ながら、妊娠中に一度、骨盤ケア教室に来てつけ方を習ったから大丈夫ということもありません。
妊娠中の子宮は人の体のどの臓器よりも大きく変化します。
はじめはにぎりこぶしより小さかったものが、大人の頭より大きくなるのです。
当然体のバランスが変わってきます。
おなかの皮も伸びるし骨盤も広がります。
同じようにおなかの赤ちゃんの様子も変わります。

特別な自覚症状がなくても定期的に助産師のところに来ておくと、その時に必要な日常生活の注意や、不安解消、準備のお手伝いをさせていただきます。
骨盤ケア教室をきっかけに、妊娠中のケアを始めてみませんか?
きっと感動的なお産につながりますよ。