骨盤内臓器脱(おシモの不快感)

先日のお客様、妊娠中から腰の痛みがあるということでお問い合わせを受けていましたが、なかなか来ていただく日程が合わず、とうとう出産。
産後2か月たって来られました。
産後は骨盤内臓器脱。
骨盤内臓器脱って仰々しい名前ですが、膣や子宮が出てきてしまうことです。
他にも骨盤内にある臓器なので、膀胱や直腸が出てくることもあります。
とにかく不快。

毎日の生活がどんなに憂鬱だったでしょう。
そのうちに治るかなと思っていたけど、治らない。
やっぱりおかしいというわけで、赤ちゃんはお母様に預けてこられました。

整体とかは、日が明けて(ひと月経って)からがいいよと思われる方が多いので、来られる方は産後直後の方は本当に少数です。
妊娠中から来ている方は、もう施術の内容を知っていただいているので安心してこられますが、産後初めての方は遅くなりがちです。
メルティングタッチは、産後退院した足で来ても大丈夫なんです。

思っていた通り、骨盤底筋や内転筋が使えないくらいに疲れて、お尻や足の付け根に凝りがたまっていました。
お尻も大きくなってました。
丁寧にリリースして立っていただくと、力が入りやすくなって、身体が格段に楽になったそうです。
表情が一気に明るくなられました。
私もとてもうれしかったのですが、一方でこんなに我慢しなくてよかったのになと思いました。

妊娠してあちこち痛くなるのは普通と思っている方が多いですが、そんなことはないです。
痛くなる方は、筋肉が少ない方が多いです。もちろん様々な合併症がある方もいます。
整体をしても改善できない方もたくさんいると思いますが、改善できるものもたくさんあります。
自分の持っている症状は、整体でよくならないだろうと思うかもしれませんが、案外思ってもみないところが原因で、その原因が見つかってあっさり治ることもよく経験します。

妊娠中からの痛みや不快感が1度の施術でよくなることもあります。
1度では足りないこともあります。
でも、放っておいていいことはありません。
お金がかかったり時間がかかったりするので、躊躇すると思いますが、楽な体で生活できることが一番大事です。

体がつらいと、楽しいことに心が動かなくなりがちです。
せっかくの赤ちゃんとの時間を楽しくない気持ちで過ごすのはもったいないです。
毎日頑張っているのですから、自分を大事にしてあげていいはずだと思っています。

よくお客様にお伝えするのですが、
妊娠中の症状は、自分の体調の「未来予想図」です。
痛みは同じところに出やすいし、生活習慣病も同じようにかかりやすいものです。
妊娠中に経験しておくと、将来何に備えておけばいいかわかります。
30年40年先のことが準備できるのです。
そう思えば、対処する時間は十分にあります。

今身体を整えて、食事や運動・休養・働き方・考え方などの生活を見直しておく。
人生100年時代を健康に生き抜くための準備にもなります。