育児の常識?

先日、施術に赤ちゃん連れで来た方の話…

この方は本やネットで調べて、出産後早くから私たちがお勧めする育児法と取り入れてきたそうです。
その方法のメインになるのが
≪まるまる抱っこ≫という抱き方なのですが・・・

 

赤ちゃんを≪まるまる抱っこ≫して買い物していたら、おばちゃんが走ってきて、『こんな形で抱っこしたらいかんよ!最近の若い人たちはそんなことも知らんの・・・』と怒られたそうです。
それ以来、買い物に行くときはもちろん、外出するときはベビーカーに乗せているのだとか。

親切心半分で言ってくれたのでしょうが、≪まるまる抱っこ≫をしないと、赤ちゃんはなかなか横抱き状態を好きでいてくれません。
まだ首もすわってないのに、縦抱きをする方がどれだけ危険か・・・

 

生まれて間もない赤ちゃんは3頭身。
私たちの頭が3頭身くらいの大きさになった時、私たちは頭を支えて立っていられるでしょうか?
ほとんどの方がNOでしょう?
まだ重力にも打ち勝つことができない赤ちゃんが、縦抱きになって大丈夫でないことは想像しただけでお分かりだと思います。

 

でも、首が座らないうちに縦抱きにしている方はたくさんいます。
特に経産婦さんは、赤ちゃんの扱い方が雑な傾向にあると思っています。

 

育児の常識は変わってきているのです。
抱っこの仕方なんてわかっていると思わないで、正しい抱っこの仕方を知っていただきたいと思っています。

 

正しい抱き方をすると、赤ちゃんが反り返らず抱きやすく、よく眠ります。
便秘、でべそ、股関節の動きにくさも解消されますよ。

 

泣いてる赤ちゃんを「まぁるく抱っこ」すると、不思議なほど泣き止んで落ち着いてきます。
もしかすると、赤ちゃんが泣き止まないのはおなかがすいてるからじゃなくて、抱き方が悪いせい…
まさか、抱き方や寝かせ方なんて思わない人がほとんどなのでは?だって、お布団屋さんは、硬い布団に寝かせるんですよって言うし、バウンサーやラックの使用説明にも、1時間くらいにしましょうって書いてあったりするので、大人と同じように寝かせるものだと思いがちですよね。

 

でも、おなかの中で丸くなってた赤ちゃんが、出てきた途端に大人と同じ骨格になることの方が不自然。
立って歩き始めるくらいまで、赤ちゃんの背中は丸いのです。
それまでは丸く丸く抱っこしたり、寝かせたり…が自然です。

 

首も座ってないのに寝返りごろごろ・・・早いよ~(^^)って、喜んでる場合じゃないですよね。
抱っこしても力が抜けてないし、実はつらい体をどうしていいかわからないから、動いてるうちに寝返ってるだけ。
だから、手足も冷たいし、網目模様が出てる。
まあるく抱っこしてたら、力が抜けて、そのうちスヤスヤ・・・でした。
『こんなに早く寝たことなかった』とよく言われますが、そうなんです。
赤ちゃんが安心できる抱き方や寝かせ方をマスターすると、驚くほど、楽に育児できるのですよ。

 

それと、生まれてからじゃなくて、おなかに入っているときも、妊娠する前も骨盤を整えることが、自分の「楽や気持ちよさ」だけでなく、赤ちゃんの「楽や気持ちよさ」と大きく関係していて、生まれてからの育児が本当に違うんです。
だから、骨盤ケアもやってほしいんです。

 

身の回りに妊娠している人がいる方、赤ちゃんが生まれて間もない方をご存じの皆さん、ぜひ「骨盤ケア」も「まるまる抱っこ・ねんね」も大切だよって教えてあげてほしいです。