赤ちゃんとのかかわり方

福井大学心の発達研究センターの友田明美先生のお話の中から、皆さんにお伝えしたいことを書いていきます。

先生は熊本出身で、数年前まで熊大にいらっしゃいました。

心身ともに大きく変化する子ども時代の虐待で受けた身体的な傷は治っても、心に負った傷は簡単には癒されないことがわかってきたそうです。

 

児童虐待によるトラウマは、子どもたちに重大な影響を与え、発達を傷害するように働くことがあり、発達障害様の症状を呈することもあるそうです。治療はそれぞれ全く違うものなので、発達障害か虐待のトラウマかを判別することも大切なことだそうです。

 

虐待してしまう親には、それを引き起こしてしまうほどのストレスがかかっていて、父親ならリストラや仕事がうまくいかない、対人関係などの社会的原因、母親は産後うつや育児不安があげられるそうです。

私は助産師ですから、パパの虐待の社会的原因にはほとんど介入できないでしょうが、ママの産後うつや育児不安に対しては、できることがあると思います。

 

ママの産後うつ予防の一つには、やはり骨盤ケア。
自分の体が悪い時に人にやさしくなんてできませんよね。それがかわいい子どもにだって同じです。体のコンディションを妊娠中から整えておくと、出産後も整えやすいです。しかも生まれてきた子どものコンディションもよいので、ストレスは溜まりにくいはずです。

赤ちゃんの育児相談も大切
赤ちゃんは日々発達しているので、病院を退院するときの指導は、すぐに限界を迎えます。

抱き方、寝かせ方、ゲップの出しかたなど、数十年前と同じことを指導しているのがほとんどです。
ちょっとしたことでママも赤ちゃんもストレスがなくなりますよ。

 

ママの身体と心は赤ちゃんのお世話と深いかかわりがあります。

ママも、赤ちゃんのことも両方整えていくことがとても大切です。

小さな活動しかできませんが、ママたちが少しでもストレスをためないで済むようにお手伝いができるかもしれません。それが虐待のトラウマを持つ子どもを減らすことにつながっていくといいなと思っています。